映画公開30周年となる2026年、舞台版もシリーズ完結へ 今までで1番ヒリヒリして、1番ダークな世界を描いた物語

 映画監督・林海象の原作による映画『私立探偵 濱マイク』シリーズ。一連の映画公開30周年を記念し、2021年に朗読劇が上演され、2022年には第1弾が舞台化。2025年2月には第2弾となる舞台版が上演された。そして、完結編となる舞台『私立探偵 濱マイク -罠- THE TRAP』が2月28日より開幕する。シリーズを通して主人公の濱マイクを演じるのは、佐藤流司。

 「始めたからには最後までやり通したいという思いがあったので、こうしてしっかりとシリーズを終えることができることにホッとしております」

 友達思いで正義感が強く、漢気のある性格の濱マイクは佐藤にとってまさに当たり役だ。

 「マイクは、不器用で曲がったことが嫌いで、弱きを助け強きを挫く。困っている人がいたら放っておけない人物です。こういってしまうとおこがましいですが、マイクは自分のパーソナルに近い気がしているので、すごく演じやすい役柄です。なので、役作りというものは特にしておらず、朗読劇のときから演じ方にも変化はありません。もちろん、座って読む朗読劇とアクションを行う舞台では言葉に乗る強さは変わってきますが、目指している芝居感は変わっていません」

 シリーズを締めくくる今回の作品では、マイクが横浜黄金町で起こった猟奇連続殺人事件の真相を追ううちに、異常な計画に巻き込まれていく。

 「今までで1番ヒリヒリして、1番ダークな世界を描いた物語になると思います。内からくるおぞましさがあって、これまでのように気合いと根性で解決するものでもない。全編を通して心の中にモヤッとしたものがあり続けているので、これを演出の西田(大輔)さんが舞台上にどのように作り上げるのか、自分も非常に楽しみにしているところです」

 本作がシリーズ・クライマックスを迎えるなど、2026年は佐藤にとって節目ともなる1年になるのではないか。そう尋ねると「特に上半期は目白押しなんです」と佐藤は話す。

 「(佐藤が)脚本・演出を務める舞台があり、そしてこの『濱マイク』を完結させてから、4度目のミュージカル『刀剣乱舞』加州清光 単騎出陣もあります。命懸けになると思いますし、気合いも入ります。この作品も間違いなくいい作品になると思いますので、ぜひ足を運んでいただければと思います」

(取材・文:嶋田真己 撮影:NORI ヘアメイク:有藤 萌 スタイリスト:吉田ナオキ)

プロフィール

佐藤流司(さとう・りゅうじ)
1995年1月17日生まれ、宮城県出身。2011年、『仮面ライダーフォーゼ』佐竹輝彦役で俳優デビュー。ミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズン 財前光役、ライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』シリーズ うちはサスケ役、ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ 加州清光役など、2.5次元ミュージカルに多数出演。主な出演作に、舞台『呪術廻戦』シリーズ、『応天の門』、『近松忠臣蔵』など。また、Ryujiとして、バンドプロジェクト The Brow Beatで2018年1月1日にアーティストデビュー。2021年からはLDH Records 所属のZIPANG OPERAのメンバーとしても活動。

衣装協力:sus-sous(シュス)/株式会社マサムネ 03-6869-5359

公演情報

舞台『私立探偵 濱マイク -罠- THE TRAP』

日:2026年2月28日(土)~3月8日(日) ※他、大阪・愛知公演あり
場:サンシャイン劇場
料:10,500円 ※他、特典付チケットあり。詳細は下記HPにて(全席指定・税込)
HP:https://hamamike-stage.com
問:舞台『私立探偵 濱マイク』製作委員会2026 mail:hamamike.stage@gmail.com

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