キャスト全員「ラストアイドル」 新編成で再びプレーボール! 女子野球にかける少女たちの青春『球詠』続編決定!

 女子野球が女性らしいメジャーなスポーツとして認知されているという設定の現代日本を舞台に、埼玉県越谷市から全国高校野球大会への出場を目指す少女達の青春を描き、テレビアニメ化もされた人気コミック『球詠』。昨年6月、キャスト全員がアイドルグループ「ラストアイドル」のみという構成で舞台化され話題となった。その続編『球詠〜 VS影森・梁幽館編〜』の上演が決定した。

 今回もキャストは全員ラストアイドルのメンバー。前作では、日本女子プロ野球リーグの現役選手から本格的な野球の所作指導を受けるなど細部までこだわり、あたかも実際に野球の試合を観戦しているかのような臨場感のある作品に仕上がった。野球未経験ながら、今回も引き続き主人公の武田詠深を演じる大森莉緒は「練習の翌日は必ず筋肉痛だった」と当時を振り返る。

大森「私のポジションはピッチャーなのですが、ご指導いただく前のピッチングフォームはとてもヘンテコで、これじゃあ詠深ちゃんの球は投げられないなという感じでした(笑)。ご指導いただいたおかげで、だいぶ格好良くなったと思います!」

 今回、大森演じる詠深とバッテリーを組むキャッチャー山崎珠姫を演じるのは、昨年の『球詠』で初めて演技を経験したばかりの籾山ひめり。本人曰く「思ってもいなかった抜擢にビックリした」とのこと。

籾山「前回はダブルキャストだったので2人で話し合うことが多かったのですが、今回は1人で演じるので、練習では不安にならず、自分が思うタマちゃんを出していければなと思っています。キャッチャーも初めてなので、動きを一から勉強してよりタマちゃんに近づきたいです!」

 他にもキャストの変更・増員や、初舞台のメンバーを迎えるなど、前回とはまた違った雰囲気になりそうだ。

大森「スーパースターがいなくても、仲間と一生懸命練習して、泣いたり笑ったりしながら団結力と友情でチームが成長していくところがこの作品の魅力だと思います。メンバーと一緒に素敵な作品を作り上げたいと思いますので、みなさん楽しみにしていてくださいね!」

籾山「『球詠』は、みんなで同じ目標に向かって頑張っている姿がすごく格好良くて。お互いのことを尊敬しあっていて仲間って素敵だなと思います。たくさんの方に観ていただけたら嬉しいです! 劇場でお待ちしております♡」


(取材・文:前田有貴)

プロフィール

大森莉緒(おおもり・りお)
2001年12月22日生まれ、愛知県出身。ラストアイドル1期生メンバー。2013年、都倉俊一全面監修・プロデュースのピンク・ベイビーズに加入(2017年5月に解散)。2016年、講談社主催のミスiD2017にてフォトジェニック賞を受賞。2017年にテレビ朝日「ラストアイドル」に挑戦者として出演。

籾山ひめり(もみやま・ひめり)
2004年3月22日生まれ、栃木県出身。ラストアイドル1期生メンバー。2014年、栃木県足利市を中心に活動する渡良瀬橋43として活動開始。2016年よりローラースケート女性アイドルグループSpindleとの兼任後、2017年に卒業。同年、テレビ朝日「ラストアイドル」に挑戦者として出演。

ラストアイドル
秋元康氏が企画したオーディション番組から誕生したアイドルグループ。2017年12月20日にCDデビュー。バトルと称されるオーディションシステムや高難度企画への挑戦を特徴とする。

公演情報

舞台『球詠』~VS影森・梁幽館編~

日:2022年2月17日(木)~23日(水・祝)
場:新宿村LIVE
料:特典付き9,900円
  特典無し8,800円(全席指定・税込)
HP:https://tamayomistage.com/

問:舞台「球詠」製作委員会
  mail:tamayomistage@gmail.com

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