コメディを朗読劇で楽しむ朗読劇ブランド CONTELLINGの最新作 “俳優編”ならではの目で観ても楽しい朗読劇に!

 さらば青春の光・森田哲矢が脚本を手掛け、これまでに“声優編”・“芸人編”として上演されてきた朗読劇CONTELLING『とりあえずウーロン茶』。今回は2・5次元舞台を中心に活躍する俳優をキャスティングした“俳優編”として2日間上演される。各5名日替わり、2チーム制が組まれた中、双方のチームを代表して伊崎龍次郎と松井健太に話を聞いた。

伊崎「この作品は人と人が出会って、普通に会話している時からちょっとした可笑しさがあるのですが、それが『噛み合っていない?』と気づかされるあたりから一気に脱線していく、その流れが本当に面白くて。台本を読んでいる段階から笑えるってそうそうないので、これは凄いものになるとワクワクしています」

松井「“声優編”の資料映像を拝見したのですが、マイクの前で台本を読んでいくシンプルな形式なのに、声だけでコントとして成立していて、めちゃくちゃ面白かったです。脚本がしっかり練られているし、声優さん達の表現が素晴らしかったので、2・5次元の舞台を中心にやっている役者達でやらせてもらうにあたって、また違った表現の仕方があると思います。演出の伊藤マサミさんともご相談しながら、追求していきたいです」

伊崎「せっかく僕たちが出演させて頂くのだから、目で観ても役を生きているとわかる、同じ空間にいることをお客様に楽しんでもらえたらいいよね。今日、僕は『チームを代表して意気込みを伝えてきて!』と仲間達に言われてきたんだけど、松井くんはどう?初対面だけど凄くしっかり話す人だなと感心している」

松井「そんな全然ですし、僕は年齢的にチームの下の方なので『頑張れ!』という感じでした(笑)。伊崎さんは凄く清涼感のある方で、今回共演できないのは残念ですが、お客様に各チームの違いをぜひ楽しんで頂きたいです」

伊崎「いつか共演できる機会が来るといいね」

松井「ぜひぜひ!」

伊崎「笑いって、免疫力を高める一番の方法だと思うので、我々も朗読劇ではありつつ、全身全霊で会場を笑いに包めるように、自分達も楽しんで頑張ります。ちょっと疲れたなとか、悩んでることがある方も、頭を空っぽにして劇場にいらして頂ければ、絶対に免疫力を高めてもらえると思います。一緒に笑って素敵なクリスマスシーズンを過ごしましょう!劇場でお待ちしています!」

(取材・文:橘 涼香 撮影:間野真由美)

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伊崎龍次郎さん
「“日常にある小さな幸せに気づく”です。自分でも結構可愛らしいこと書いているなと自覚はあります。でも自分の中ではすごく大切なことで、毎日を幸せに感じられるって意外と難易度が高いことだと思いますし、自分で自分の機嫌をとってあげるというのが生きる上で大事なことかなと考えています。電車の乗り換えでうまくいったとか、朝活成功したとか、コーヒー美味しかったとか最高ですよね」

松井健太さん
「唯一20年以上続けていることは、プロ野球の広島東洋カープの応援です。父が広島出身の影響でカープファンになるための英才教育を受けてきました。生まれた時からカープファンです。小学生の時、冗談で巨人ファンになろうかなと言った時にお前とは縁を切ると言われたことは今でも忘れませんね(笑)。来年は優勝を目指して頑張れ、カープ!」

プロフィール

伊崎龍次郎(いざき・りゅうじろう)
大阪府出身。舞台を中心に活躍。近年の主な出演に、舞台『ブルーロック』2nd STAGE、狂音文奏楽『文豪メランコリー:Re』、役替わり朗読劇『5years after』-ver.12-など。2025年には、笑いの実践集団 第3回公演 リーディングアクト『夏と夜と夢』への出演が控えている。

松井健太(まつい・けんた) 
東京都出身。映像・舞台と幅広く活躍。近年の主な出演に、映画『僕が君の耳になる』、ジュエルステージ『オンエア!』シリーズ、『おそ松さんon STAGE〜SIX MEN’S SHOW TIME〜2nd SEASON』、新ミュージカル『スタミュ』シリーズなど。

公演情報

コメディ朗読劇 CONTELLING「とりあえずウーロン茶」(俳優編)

日:2024年12月20日(金)・21日(土) 
場:よみうり大手町ホール
料:9,000円(全席指定・税込)
HP:https://x.com/CONTELLING
問:公演お問い合わせ先 
  mail:contelling.info@gmail.com

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