原作は海外でも翻訳された大人気作 初の舞台化! 本に情熱を捧げる少女が奮闘するビブリア・ファンタジー

原作は海外でも翻訳された大人気作 初の舞台化! 本に情熱を捧げる少女が奮闘するビブリア・ファンタジー

 シリーズ累計1,100万部突破の大人気作品『本好きの下剋上』がこの秋、初舞台化される。志半ばで亡くなった本が大好きな女子大生が、本がとても高価な異世界に少女・マインとして転生し、「本がないなら自分で作る!」と異世界を巻き込んで奮闘する姿を描くビブリア・ファンタジー作品だ。主演のマイン役には、池村碧彩と三浦あかりがWキャストで出演。「マインが大好き」と意気込みを語ってくれた。

池村「マインちゃんが楽しい時に『いやっふぅ』って、言うところが私に似ていて、こんなそっくりさんがいるんだと思いました。演技をする時はマインちゃんの可愛らしさと、自分らしさも少し入れて頑張っていきたいなって思います」

三浦「マインの本に対する想いが凄く強くて、大好きな本のために家族や友達といろんなことに挑戦して頑張って諦めない姿が大好きです。その想いが大事だと思うから、そんなマインをうまく表現できたらいいなって思います」

 マインと出会い、彼女の行動力に惹かれ支える神官長・フェルディナンド役には辻憲斗。すでにマインの面影を持つ2人に自然と笑みがこぼれる。

辻「フェルディナンドは内と外の感情が逆なところがあるので、表情作りや貴族の高貴な振る舞い、声のトーンなどを研究して表現したいですね。物語が進むにつれてマインとの関係性も変わり、いろんな感情を2人からいっぱい貰えると思うので大切に演じていけたら」

 今作はマインの気持ちを歌で表現し、観客を楽しませる歌って踊るミュージカルとして描いていく。自分の夢を追いかけ叶えていく姿に希望と力を貰える作品になりそうだ。楽しみにしていることを尋ねると。

三浦「マインは中身は大人だけど見た目は子供で、心の中で大人の考えが広がっていても表面には出さないところがあります。その心の中の声と、マインの表面の言葉の違いとか表現の違いがどうなるのか楽しみです」

池村「マインちゃんとフェルディナンドさんの心の中の会話もあって、そこもとても楽しみです。あと衣裳がいっぱいあります! 早着替えは得意です!」

辻「頼もしい! マインのテーマ曲があるのですが、耳に残るとても良い曲で早くみなさんに届けたいです。さらにマインと2人で歌うシーンもあり、これから3人で作り上げたいですね。この作品はミュージカルでしか観られない僕らだけが作る特別なものです。原作にもアニメにもない新しい世界が生まれる瞬間をお楽しみください」

(取材・文:谷中理音 撮影:敷地沙織(平賀スクエア))

プロフィール

池村碧彩(いけむら・あおい)
2016年5月10日生まれ。2019年より活動を始め、CM・ドラマ・映画・モデルなど幅広く活躍。代表作に、ミュージカル『SPY×FAMILY』アーニャ役、NHK大河ドラマ『どうする家康』徳川家康(松平元康)の娘・亀姫役、映画『FLY!/フライ!』日本語吹替版 グウェン役など。

三浦あかり(みうら・あかり)
2012年7月26日生まれ。多くの舞台・映画・CMなどで活躍。代表作に、映画『窓際のトットちゃん』金子ミヨ役、映画『すずめの戸締まり』主人公・鈴芽の幼少期役、『シュレック・ザ・ミュージカル』、ミュージカル『レ・ミゼラブル』、ミュージカル『アニー』など。

辻 憲斗(つじ・けんと)
1992年4⽉21⽇生まれ。長身を生かした殺陣・アクションが得意。映画・舞台・CMなどで活躍。

公演情報

©2024 Miya Kazuki / TO Books.

ミュージカル『本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~』

日:2024年10月4日(金)~14日(月・祝)
場:品川プリンスホテル ステラボール

日:2024年11月2日(土)・3日(日・祝)
場:COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール

料:S席13,000円 A席9,000円
  U-18席[18歳以下]4,500円
  ※要身分証明書提示(全席指定・税込)
HP:https://www.tobooks.jp/booklove-musical2024/
問:【チケットお問合せ窓口】スタイルオフィス
    mail:stage.contact55@gmail.com
  【公演お問合せ窓口】TOブックス
    https://www.tobooks.jp/contact.html

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