12歳の悪役皇女が奮闘!?　フレッシュなキャストによる2.5次元舞台　アニメ化も話題の『ティアムーン帝国物語』が再び舞台化！

　『ティアムーン帝国物語～断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー～』原作の舞台が、2020年初演のアレンジ版として11月に上演される。10月にアニメ放送が始まったこのタイミングで、3度目の舞台化となる。処刑されたわがまま皇女・ミーアが12歳の頃の自分に転生し、第2の人生でギロチン処刑を回避するために奮闘する、今トレンドの“転生”ストーリーだ。今回ミーア役を射止めたのは、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』に“悪のヒロイン”として出演し話題となった宮崎あみさ。

宮崎「悪役令嬢が転生するライトノベルが好きで、原作も知っていました。断罪された時のミーアは12
歳。上手く演じられるか不安もありますが、お姫様になるのが夢だったので、それが叶って嬉しいです（笑）。10月からは待望のアニメも始まりますが、観てしまうと声優さんのお芝居に引っ張られてしまいそうで、観たいけれど、終わるまでは我慢しようか迷い中です」

　ミーアの専属メイド・アンヌは、10月末にAKB48を卒業し女優として本格始動する湯本亜美。優秀だが辛辣な文官・ルードヴィッヒを声優としても活躍する株元英彰が演じる。2人ともアニメやライトノベルが原作となる2.5次元舞台は初挑戦となるそうだ。

湯本「“転生”って何だ？というのを勉強するところから始まり、AKB48でアニメに詳しいメンバーに色々教えてもらっています。アンヌは素朴なメイドですが、処刑されるまでずっとミーアの近くにいた心優しい女の子です。私も友達や周りの人を大切にしたいと思って過ごしているので、通じるものがありました。AKB48卒業後の初舞台なので気合が入っています」

株元「今まで2.5次元舞台にご縁がなかったので、挑戦したいと思っていました。想像していたよりコメディ要素が強くて楽しみです。元々のライトノベルの文章や、台本上のト書きの面白い部分を舞台上でどう表現するのか、稽古で色々と掴みたいと思います。ルードヴィッヒの毒舌ぶりや、冷たく見えるけれど本当は一番国の事を考えている一面を、原作ファンを裏切らないように表現していきたいですね」

　フレッシュな面々が揃った3度目の“ティアステ”。アニメからの新規ファンの期待もある中、宮崎はこう意気込む。

宮崎「初舞台で初主演になります。皆を引っ張っていくというよりは、支えていただく場面が多いかと思いますが、お互いに高め合って良い舞台に出来たらと思います。劇場でお待ちしております」

（取材・文：通崎千穂　撮影：山本一人（平賀スクエア））

宮崎あみささん
「私にとってのご褒美の1杯は20歳の誕生日で頂いたお洒落なグラスに入れて飲むお酒です。去年20歳になってお酒を飲むようになり大人の顔つきでワインとか飲んじゃったりしてます。いいグラスだと割ってしまうのが怖くて自分頑張ったなって日だけに使うようにしています。やっぱり気持ちの問題なのかもしれませんが、グラスが違うだけで幸福度があがりますね（笑）」

湯本亜美さん
「カップラーメンです！　毎日食べたいぐらいラーメンが大好きなのですが、炭水化物だし毎日食べるのは流石に体型の問題もあり何かを成し遂げたり、ご褒美の時だけ自分に甘くカップラーメンを食べます。この前、お仕事が一旦落ち着いたタイミングで、お昼にカップラーメンを食べ夜にラーメン屋さんに行ってラーメンを食べました。人生で初めて1日で2回もラーメンを食べました。最高でした！　もちろんお店のラーメンも大好きですが、お湯を入れて3分待つだけであんなに美味しいラーメンが出来上がるのはコスパもいいし、何より本当に美味しいので自分のご褒美にしてます！」

株元英彰さん
「僕にとってのご褒美の一杯は、芋のソーダ割りです。体を動かしたり、仕事が終わって夕食後に好きな番組を見ながら呑む時間が最高です。昔は芋焼酎は苦手だったのですが、とある番組の影響で飲み始めるようになったら、いつの間にか大好きになってました」

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