天安門事件を題材に Pカンパニー第35回公演『5月35日』上演決定

香港舞台演劇賞 最優秀脚本賞など5部門受賞作品 日本初演!

株式会社Pカンパニー(代表:林 次樹)主催、Pカンパニー第35回公演『5月35日』が2022年4月20日 (水) ~2022年4月24日 (日)に東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都豊島区)にて上演されます。チケットは3月3日(木)12:00より発売開始です。

カンフェティにて3月3日(木)12:00よりチケット発売開始

公式ホームページ
http://p-company.la.coocan.jp/

天安門事件から30年を迎えた
2019年6月4日
年老いた夫婦の・・・ある決意
忘却と沈黙の拒絶
恐怖のない自由のために

2019年に香港で初演されたこの作品は、翌年の香港舞台演劇賞で最優秀脚本賞・年間優秀作品賞など5部門を受賞しました。今回の公演が日本での初演となります。

【あらすじ】
2019年の初め、年老いたシウラムと、その夫で癌を患うアダイは辛い宣告を受けた。シウラムまでもが脳腫瘍で余命三ヶ月であることがわかったのだ。老人が死を待つのは、自然なことだ。しかし、ふたりには思い残すことがあった。ひとり息子ジッジの30年前の不自然な死について、わからないことだらけだったのだ。シウラムはこれまでの苦しみや罪悪感を捨て、息子と向き合おうと思い決める。あれこれ考えすぎてなにもできない臆病なアダイに歯がゆさを感じながらも争わないできた。しかし、死を前にして、もはや恐れることはなにもない。二人は一世一代の目標を立てる。それは,5月35日のその日に、正々堂々と息子を天安門で追悼することだった。人は、たったそれだけのことか、というだろうか……。

Pカンパニー

2008年、木山事務所(故・木山潔主宰)の所属俳優・スタッフが中心となって設立。別役実の作品を中心に、福田善之・石原燃・竹本穣・山谷典子・阿藤智恵・嶽本あゆ美・松田正隆などの作品を上演している。「小さな演劇」の可能性を探りながら、常に世界と時代とを見据えた舞台創造を追求し、現代演劇に、小さくとも輝きのある一石を投じるチームでありたいと願っている。
「P」はplay・performance・produce・progressive・professional・prime・popular・pure・passion・poem・protest・peace… メンバーが、それぞれに描く「P」の集合がPカンパニーです。

公演概要

Pカンパニー第35回公演『5月35日』
公演期間:2022年4月20日 (水) ~2022年4月24日 (日)
会場:東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都豊島区西池袋1丁目8番1号)

■出演者
竹下景子 / 林次樹 / 小谷俊輔 / 松永拓野 / 内田龍磨 / 山田健太/他

■スタッフ
作: 莊梅岩
訳: マギー・チャン、石原燃
演出: 松本祐子 
美術 : 杉浦 充
衣装 : 萩野 緑
音楽 : 日高哲英
照明 : 賀澤礼子
音響 : 藤平美保子
ヘアーメイク : 及川英子
舞台監督 : 大島健司
制作 : 松井伸子
企画統括 : 林 次樹

バリアフリーサービス協力:NPO法人シニア演劇ネットワーク

■公演スケジュール
4月20日(水)19:00
4月21日(木)14:00/19:00
4月22日(金)14:00
4月23日(土)14:00/19:00
4月24日(日)14:00
※開場は、開演の30分前

■チケット料金
【A席】
一般:6,600円
シニア割(65歳以上):5,500円
U25割(25歳以下):4,400円
【B席】
3,300円
(全席指定・税込)

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