俳優・河内大和が率いるシェイクスピアユニット G.Garage/// 第三回本公演『リチャード三世』1/27開幕!

G.Garage/// 第三回本公演『リチャード三世』が2022年1月27日(木)~1月31日(月)にすみだパークシアター倉(東京都墨田区)にて上演されます。チケットは発売中です。

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【戯曲紹介】
舞台は、30年余りに渡るイングランドの内戦、ランカスター家とヨーク家が王位を争って闘った薔薇戦争。ひとまずヨーク家の勝利に終わり、エドワード四世が王位に付き、宮中は戦勝気分に酔っている。そんな中、エドワード四世王の弟リチャードは王位纂奪の野望に燃え、着々と計画を実行していく。
国王暗殺の噂を流して次兄のクラレンス公ジョージを牢獄に幽閉させ、次には先王ヘンリー六世の皇太子妃アンを妻にと望み、声色巧みに陥落せしめ、実の兄弟や政敵たちを次々にこの世から排除し、遂には目指す王位にまで登りつめる。
しかし、人生の絶頂も束の間。自分の玉座を守るため、正統な王子をも暗殺、更なる非道を繰り返し、自身は深い孤独に陥っていく。そんな中、フランス亡命中のリッチモンド伯が反旗を翻してイングランドに上陸。決戦前夜、悪夢の中、自らが殺害してきた者たちの亡霊に呪いの言葉を浴びせられたリチャード、その最後の闘いが繰り広げられる。

■出演者
河内大和 / 真以美 / 鈴木彰紀 / 横井翔二郎 / 白倉裕二 / 島田惇平 / 野村龍一 / 近藤隼 / 小田伸泰 / 高橋司 / 大洞雄真 / 別所晋 / 渡部哲成 / 山口磨美 / 堀源起 / 原慎一郎 / 難波真奈美
Saxophone: 副田整歩 / Drums: ユージ・レルレ・カワグチ

■スタッフ
原作: W・シェイクスピア / 翻訳: 松岡和子 / 演出: 河内大和 / 音楽(生演奏): ユージ・レルレ・カワグチ(Dr)、副田整歩(Sax) / 照明: 鷲崎淳一郎(ライティングユニオン) / 音響: 古川直幸 / 美術・衣装: 河内大和 / 殺陣: 白倉裕二 / 小道具製作: 近藤修大 / 演出助手: 織田圭祐 / 舞台監督: ステージワークスURAK / 宣伝美術: 魚住和伸(Spacenoid Company) / 宣伝写真: BUN / 制作: 吉田千尋(LUCKUP)

■タイムテーブル
1/27(木)19:00
1/28(金)13:00/19:00
1/29(土)12:00/18:00
1/30(日)12:00/18:00
1/31(月)13:00

※開場は、開演の30分前

■チケット料金
前売:6,500円
U-25(25歳以下):4,500円 高校生以下:1,000円
(U-25・高校生以下はLUCKUPのみの受付・枚数限定・入場時身分証提示)
*未就学児童の入場はご遠慮いただいております。

団体概要

G.Garage///
2013年、俳優の河内大和が主宰となって立ち上げたシェイクスピアユニット。
英国の古典であるシェイクスピアを、その世界観を損なうことなく、日本人が日本語で上演することは、果たして可能なのか?シェイクスピアの詩のような言葉の海を、人間の言葉として普通に喋りながら悠々と泳ぎ渡るには、どうすればいいのか? 見知らぬ言葉との出会いを楽しんでいた、400年前のあの時代の、熱狂的なライブ感、昂揚するドライブ感覚、そして初めて観るシェイクスピアの人間ドラマ…
シェイクスピアは、絶え間ない特殊な訓練を続けた俳優が、今この時を生きる私たち日本人の感覚で、日本人の身体を通して発することで、漸くお客様の心にすっと落ちていき、より深く、より豊かに、日本語によるシェイクスピアの世界が広がっていく。シェイクスピアをちゃんとやりさえすれば。

「斬新さというものは、王道の中にこそ存在する」この理念を体現し、身一つで重力さえも変容させることができる表現者たちと、垣根を超えた創作を行っていく団体である。

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