「ふざけた社会派」次回作テーマはパワハラ問題×ウクライナ戦争 劇団チャリT企画『絶対に怒ってはいけない!?』公演内容解禁

劇団チャリT企画『絶対に怒ってはいけない!?』が2022年5月18日 (水) ~2022年5月22日 (日)に駅前劇場(東京都世田谷区)にて上演されます。

ふざけた社会派・チャリT企画が、パワハラ問題とウクライナ戦争を題材にお送りする茶番コメディ!
作品内容の詳細が決定いたしました。

【作・演出ノート/楢原 拓(chari-T)】
パワハラ問題を芝居にすると言ったら、何人かから「すごいデリケートな問題だから、絶対にふざけちゃダメですよ!」と釘を刺された。”ふざけた社会派”がふざけることを封印したら”ただの社会派”じゃないか! そんなんで悶々としてたら遠くで戦争が始まった。時事ネタを笑い飛ばす劇団としてはこれを無視するわけにはいかない。しかし、理不尽にも街は破壊され、人々は住まいを追われ、たくさんの命が奪われ……茶化して笑い飛ばすなんてもっての外! パワハラと戦争、どちらも笑えない問題。さて、どうする……。<ストーリー>
世界が侵略戦争に揺れる中、劇団内部で勃発したパワハラ問題。
遠くの戦争と近くのパワハラ、大事なのはどっち?

舞台は日本のとある中堅劇団の事務所。遠くの国では世界を揺るがす侵略戦争が起きていて、毎日罪のないたくさんの市民が犠牲になっていた。劇団員たちはそんな戦争を止めたいという一心で「反戦リーディング」を企画し、その準備に追われていた。
そんな中、劇団内部でパワハラ問題が勃発! 劇団内は大混乱に陥る。
「えっ? それってパワハラ?」
「戦争を止めようという大事な時に今それ問題にする?」
「でも、身近な暴力を止められなくて、どうして世界の暴力が止められる?」
様々な思惑から問題を隠蔽したりスルーしようとする者、逆に被害の側に立って真相究明と問題解決を求める者、両者の間で板挟みにあって思い悩む者……遠くの戦争か、近くのパワハラか、何が正しくて何が大事なのか。反戦リーディングは上演できるのか。そして、戦争は止められるのか?

劇団チャリT企画

1998年、早大劇研を母体として主宰・楢原拓(chari-T)を中心に旗揚げ。「バンカラ・ポップ」を旗印に時事ネタや社会問題などのマジメな題材を軽妙に笑い飛ばすオリジナル・コメディ作品を数多く発表。そのユニークな作風は「ふざけた社会派」として異彩を放つ。

【過去公演より】
左:第6回公演『泣けるか笑えるかする』/右:第32回公演『それは秘密です。』

公演概要

劇団チャリT企画『絶対に怒ってはいけない!?』
公演期間:2022年5月18日 (水) ~2022年5月22日 (日)
会場:駅前劇場(東京都世田谷区北沢2-11-8 TAROビル3F)

■出演者
阿比留丈智
みずき
埴生雅人(以上、チャリT企画)
石崎和也(動物電気)
倉林えみ(劇団離風霊船)
岡村多加江(椿組)
市原一平(北口改札/わるぢえ)
金川周平(東京オレンジ)
進藤チヨ
壇世理奈
小林虎之介
本宮真緒

■スタッフ
舞台監督:土居歩
照明:伊藤孝(ARTCORE)
音響:島貫聡
舞台美術:稲田美智子
衣装:久保田早織
スチール:鈴木淳
宣伝美術: BLOCKBUSTER・NO DESIGN
制作:チャリT企画、横井佑輔(PlayPlan)
当日運営:吉乃ルナ
サポートスタッフ:清水幹王(戯曲本舗)
カンパニースタッフ:内山奈々、下中裕子、松本大輔
協力(50音順):(有)アンテーヌ、(株)Inception、(株)太田プロダクション、北口改札、劇団東京オレンジ、劇団離風霊船、G/9プロジェクト事務所、チーズfilm、動物電気、椿組、(株)ピタ、(株)ピンナップスアーティスト、わるぢえ

■公演スケジュール
2022年
5月18日(水) 19:30 ★プレビュー公演
5月19日(木) 19:30
5月20日(金) 14:00/19:00
5月21日(土) 14:00/19:00
5月22日(日) 15:00
※開場は、開演の40分前

■チケット料金
一般 前売:3,900円 当日:4,400円
学生:2,500円
高校生以下・障がい者・失業者:1,000円
(全席指定・税込)
★プレビュー公演 一般:3,000円(5/18のみ)

公式ホームページ
https://www.chari-t.com/

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