国内外で演奏活動を行う 弦楽四重奏団『クァルテット・アルモニコvol.9』開催決定

『クァルテット・アルモニコvol.9』が2022年6月17日(金)に東京文化会館 小ホール(東京都台東区)にて開催されます。

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 この2年で世界は大きく変わりました。
 コンサートが長くできなくなってしまったことにより、1回1回のコンサートのありがたみを感じ、またコンサート会場の同じ空間で聴衆の皆様と音楽を通してつながることのできる素晴らしさをより一層感じるようになりました。
 伝統ある素晴らしい空間で、ウィーン古典派弦楽四重奏の歴史を感じることのできるプログラムをお楽しみいただけましたら幸いです。

【曲目】
モーツァルト:弦楽四重奏曲 第15番 ニ短調 Kv.421
ハイドン:弦楽四重奏曲 第79番 ニ長調 Op.76-5「ラルゴ」
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第12番 変ホ長調 Op.127

クァルテット アルモニコ プロフィール

1995年に東京藝術大学の学生によって結成され、2000年弦楽四重奏専攻として大学院を修了、その後2000年~2004年にかけてウィーン国立音楽大学大学院で研鑽を積む。これまでに松尾学術振興財団、伊藤謝恩育英財団、文化庁より、音楽助成、奨学金を受ける。澤和樹、菅沼準二、河野文昭、岡山潔、ヨハネス・マイスル(アルティス弦楽四重奏団)の各氏に師事。

 第4回フランツ シューベルト&現代音楽国際コンクールにおいて優勝、併せてベルクの叙情組曲の演奏に対し20世紀音楽最優秀演奏賞受賞、第8回ロンドン国際弦楽四重奏コンクール第2位、第2回ハイドン国際室内楽コンクール最高位、など数々の国際コンクールにて高い評価を得ている。

 東京オペラシティ「B→Cシリーズ」、トッパンホール「エスポワールシリーズ」第1弾、また海外ではエクサンプロヴァンス音楽祭(フランス)、ハイドンフェスティヴァル(オーストリア)、ブレッド音楽祭(スロヴェニア)等に出演するなど、イギリス、ドイツなどのヨーロッパ諸国や日本で活発な演奏活動を行ってきた。

 数年の活動休止を経て2016年からは、バロックから現代まで精力的に演奏活動を展開するチェリスト松本卓以が加わり、2017年から定期演奏会を再開した。東京藝術大学、同大学附属音楽高等学校、桐朋学園芸術短期大学にて後進の指導にあたっている。

菅谷早葉 Vn
東京藝術大学を経て同大学院修士課程(弦楽四重奏専攻)修了。96年日本室内楽コンクール(ピアノとのデュオ)第2位入賞。97年東京藝術大学同声会主催による卒業演奏会出演。鈴木英男、鈴木愛子、澤和樹、沼田園子の各氏に師事。藝大フィルハーモニアヴァイオリン奏者。

生田絵美 Vn
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、東京藝術大学を経て同大学院修士課程(弦楽四重奏専攻)修了。96年学内にて安宅賞受賞。田丸尚子、東儀幸、矢嶋佳子、大谷康子、浦川宜也、ゲルハルト・ボッセの各氏に師事。藝大フィルハーモニアヴァイオリン奏者。

阪本奈津子 Va
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、東京藝術大学を経て同大学院修士課程(弦楽四重奏専攻)修了。97年東京藝術大学同声会主催による卒業演奏会出演。これまでに苅田智子、梅原ひまり、沼田園子、澤和樹の各氏に師事。リマト室内合奏団メンバー。

松本卓以 Vc
東京藝術大学を経て同大学院修士課程修了。在学中福島賞受賞。藝大定期にてサン=サーンスのチェロ協奏曲を協演。クラシックのレパートリーの他、現代音楽の分野でも数多くの初演を手掛けるなど精力的に演奏活動を展開している。ヴァーツラフ・アダミーラ、三木敬之、河野文昭、北本秀樹の各氏に師事。藝大フィルハーモニアチェロ奏者。

公演概要

『クァルテット・アルモニコvol.9』
開催日時:2022年6月17日 (金)  18:30開場/19:00開演
会場:東京文化会館 小ホール(東京都台東区上野公園5-45)

■出演者
クァルテット・アルモニコ: 菅谷早葉(Vn)、生田絵美(Vn)、阪本奈津子(Va)、松本卓以(Vc)

■チケット料金
一般:4,000円
学生:2,000円
(全席自由・税込)

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