古楽器アンサンブルの生演奏によるJ.Sバッハ「フーガの技法」とノエ・スーリエ独自の「ダンスの技法」が交差KAAT DANCE SERIES『Close Up -クローズ・アップ-』

◆独自のダンス言語を探求する気鋭の振付家ノエ・スーリエが、バッハ晩年の最高傑作「フーガの技法」に挑戦

2020年よりフランスのアンジェ国立現代舞踊センターのディレクターを務めるノエ・スーリエは、これまでにネザーランド・ダンス・シアター、トリシャ・ブラウン・ダンス・カンパニー、リヨン・オペラ座バレエ団、L.A.ダンス・プロジェクト、ロレーヌ・バレエ団などで振付を提供するなど世界的に知られたカンパニーやバレエ団に振付を提供し、高い評価を得てきました。
本作は、2024年のアヴィニョン・フェスティバルで世界初演されました。モード・グラットンが率いる実力派の古楽アンサンブル「イル・コンヴィート Il Convito アンサンブル」による、ヨハン・セバスティアン・バッハ晩年の傑作「フーガの技法」の生演奏と、スーリエが開発した「打つ」「投げる」「かわす」といった人間の動きを分解して再構成した振付が展開する作品です。後半は巨大スクリーンに極端なクローズ・アップでダンサー達の微細な動きも映し出され、それらすべてが舞台上で出会い、熱気あふれるダンス・コンサートになっています。
「イル・コンヴィート Il Convito アンサンブル」は、ルネサンスから19世紀の音楽を、チェンバロ、グランドオルガン、フォルテピアノを用いて歴史的アプローチで演奏し、フランス国内の著名な音楽祭(ラ・フォル・ジュルネ、ラ・ロック・ダンテロン、サント・フェスティバルなど)のほか、北米、南米など世界各地で公演を行っており、現代的な演出作品に数多くコラボレーションし、ダンスと音楽が接続するプロジェクトにも取り組んでいます。

≪新聞記事 抜粋≫

「マクロとミクロ、前景と背景、こうした視点の戯れが、『クローズ・アップ』の魅力の一つであり、ノエ・スーリエの特徴ともいえる。断片的で身体的な、ほとんどアスリートのような身振りが炸裂する」

ル・モンド紙

「ノエ・スーリエは本作『クローズ・アップ』で「ノンナラティヴな-物語に頼らない-表現」を追求したが、完全に魅力的な親密さを生み出すことに成功した」

リベラシオン紙

「ノエ・スーリエは、その専門技術を駆使し、ねじれた展開をする身振りで構成されたダンスで、官能的な抽象表現に挑戦する。演奏者たちは床の上で視線を交わし、体勢を取りながら、バッハの対位法作品のリズムを疲労困憊の境地まで受け入れる。身振りが静寂を求める時、ソリストたちの息詰まるような呼吸がリズムを刻む」

レ・ゼコー紙

Delphine Perrin

◆『Close Up ‐クローズ・アップ-』をより深く楽しむための、関連企画も実施

公演に先立ち9月11日(金)には、神奈川県立音楽堂(神奈川県横浜市西区紅葉ケ丘9-2)にて、チェンバロ奏者 大塚直哉氏とダンサー・振付家 小㞍健太氏による関連企画~音楽とダンスで解剖する「フーガの技法」~を開催します。本企画は、演奏、身体表現、トークで「フーガの技法」の魅力を解説することで、本公演をより深くお楽しみいただける機会となります。

◆プロフィール

ノエ・スーリエ Noé Soulier 構成・振付
1987年パリ生まれのノエ・スーリエは、パリ国立高等音楽院(CNSMD)、カナダ国立バレエ学校で古典やネオクラシック、カニンガムの振付を学んだあと、ブリュッセルのP.A.R.T.S.(アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケルがディレクターを務める現代ダンス教育・研究機関)でトリシャ・ブラウンをはじめ主なポストモダンダンスのアプローチを学び、同時にパリ・ソルボンヌ大学で哲学の修士号を取得、自身のムーブメントの探求に入る。舞台パフォーマンス、美術館でのインスタレーション、理論的考察など、様々な形態を通して振付とダンスを探求し、コンセプチュアルでありながら動きに深く根ざした実践を展開している。
2020年からアンジェ国立現代舞踊センターのディレクターに着任、彼が主催するレジデントカンパニーと協働で作品の制作に取り組む一方、当センターに所属する振付・ダンス教育部門にも関わり若手の振付家・ダンサーの育成にも力を注いでいる。
2010年に「Danse Élargie」最優秀賞を受賞し、2024年には批評家シンジケート誌より年間最優秀振付家賞を受賞、2025年にはSACD振付賞を受賞している。

モード・グラットン Maude Gratton チェンバロ/イル・コンヴィート芸術監督
1983年生まれ。チェンバロとオルガンをドミニク・フェラン、ピエール・アンタイ、ルイ・ロビヤール、ミシェル・ブヴァール、オリヴィエ・ラトリーから学ぶ。オルガン、チェンバロ、フォルテピアノなど複数の鍵盤楽器を操り、バロックから古典派にかけての作品を中心に国際的な活動を展開している。
2003年、ブルージュ国際オルガンコンクーで第2位を受賞。「2006年フランス語圏公共ラジオ局若手ソリスト」に選出される。彼女が初めて録音(ミラーレ盤のヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ作品)した演奏は、2009年のディアパソン・ドール賞を受賞し、グラモフォン誌の批評家選出盤にも選ばれている。

イル・コンヴィート Il Convito アンサンブル
2015年結成された、モード・グラットンが率いるアンサンブル兼オーケストラの古楽器演奏グループ。ルネサンスから19世紀の音楽を、チェンバロ、グランドオルガン、フォルテピアノを用いて歴史的アプローチで演奏。フランス国内の著名な音楽祭(ラ・フォル・ジュルネ、ラ・ロック・ダンテロン、サント・フェスティバルなど)のほか、北米、南米など世界各地で公演を行っている。また、現代的な演出作品に数多くコラボレーションしており、2024年には、振付家ノエ・スーリエとのコラボレーション作品『クローズ・アップ』において、J.S.バッハの楽曲を演奏するなど、ダンスと音楽が接続するプロジェクトにも取り組んでいる。

◆公演概要

KAAT DANCE SERIES
『Close Up -クローズ・アップ-』
KAAT神奈川芸術劇場<ホール>

https://www.kaat.jp/d/closeup

構成・振付:ノエ・スーリエ
出演:
ジュリー・シャルボニエ、ナンガリンヌ・ゴミス、船矢祐美子、サミュエル・プラナス、メリザンド・トノロ、
ガル・ズスマノヴィッチ (6人)
演奏:
アンサンブル・イル・コンヴィート
モード・グラットン (チェンバロ/芸術監督)
アメリ・ミシェル (トラヴェルソ)、ソフィー・ゲント (ヴァイオリン)
クレア・グラットン(ヴィオラ・ダ・ガンバ) 、アジート・ツヴァイストラ(チェロ)
音楽:
ヨハン・セバスティアン・バッハ
「フーガの技法」BWV1080より対位法 第1、第2、第3、第9、第11、第14
「無伴奏ヴァイオリンソナタ第 2 番 BWV1003 アンダンテ」

宣伝美術:外山 央

公演日程
2026年11月28日(土)~29日(日)

11月28日(土)18:00★
11月29日(日)15:00◎
*開場は開演の30分前

★終演後にアフタートークを行います。
アフタートーク出演者:ノエ・スーリエ

◎託児サービスあり 公演1 週間前までに要予約・有料
対象日以外のご利用も下記までお問い合わせください
(ご予約・お問い合わせ マザーズ:0120-788-222)
全公演オーラキャストによる難聴支援あり

チケット情報
チケット料金(全席指定・税込)
一般 5,800円
神奈川県民割引(在勤・在住) 5,300円
障がい者割引 5,300円
U24チケット(24歳以下) 2,900円
高校生以下割引 1,000円
シルバー割引(満65歳以上) 5,300円

※神奈川県民割引はチケットかながわにてKAme先行発売日より取扱い(前売のみ、枚数限定、要住所確認)。
※障がい者割引、U24、高校生以下割引、シルバー割引は一般発売日より取扱い(前売のみ、枚数限定、要証明書)。
※車椅子、ほじょ犬同伴でご来場の方は購入前にチケットかながわにお問い合わせください。
※未就学のお子様は入場いただけません。
※営利目的の転売禁止。
※公演中止の場合を除き、チケットの変更・払い戻しはいたしません。
※開演後のご入場はお待ちいただき、指定席にご案内できない場合がございます。

チケット取り扱い
・チケットかながわ https://www.kaat.jp
0570-015-415(10:00~18:00)
窓口:KAAT神奈川芸術劇場2階(10:00~18:00)

チケット発売日
KAme先行:8月22日(土)
一般発売:8月29日(土)

主催・企画制作 KAAT神奈川芸術劇場
助成 ダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペル
後援 在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ

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