【公演詳細&ビジュアル解禁】ケムリ研究室no.4『ベイジルタウンの女神』

劇作家・演出家ケラリーノ・サンドロヴィッチ緒川たまきが、2020年に始動した演劇ユニット「ケムリ研究室」

第一弾『ベイジルタウンの女神』(2020年)、第二弾『砂の女』(2021年/原作:安部公房)、第三弾『眠くなっちゃった』(2023年)とコンスタントに活動を続けている「ケムリ研究室」が、第四弾公演として『ベイジルタウンの女神』を再演する。
この度、公演詳細と宣伝ビジュアル、チラシビジュアルが公開された。

イラストは初演時劇中のアニメーションを担当したなかねありさ氏が手掛け、作品の世界観をファンタジックかつチャーミングに表現。

ケムリ研究室が「これまでになくハートウォーミングでハッピーな作品」と自負する本作の雰囲気が体現されたビジュアルに仕上がっている。

本公演は5月6日より世田谷パブリックシアターにて開幕、その後兵庫・久留米・豊橋・新潟を巡演する。東京公演チケット一般発売は3月15日より開始される。

出演には緒川の他、シリアスからコメディまで縦横無尽に行き交う劇団☆新感線の看板俳優・古田新太がベイジルタウンに住む乞食“王様”を新たに演じる。

また坂東龍汰藤間爽子ら確かな演技力で注目を集めるフレッシュな顔ぶれが参加。
さらに小園茉奈後東ようこ依田朋子中上サツキ秋元龍太朗が新たに出演する。

初演から続投の水野美紀山内圭哉斉藤悠尾方宣久菅原永二植本純米温水洋一犬山イヌコ高田聖子とともに名実共に強力なキャストが集結した。

2020年初演時コロナ禍の閉塞感を吹き飛ばした、誰にでも楽しめるロマンティック・コメディがよりパワ−アップして帰ってくる。
ケムリ研究室が手掛ける祝祭感&多幸感溢れるコメディを期待して待ちたい。

<あらすじ>

大企業ロイド社の社長として、経営に辣腕を振るうマーガレット(緒川たまき)。目下の目標は、貧民街のベイジルタウンの開発。そのため彼女は婚約者でビジネスの右腕ハットン(山内圭哉)と、顧問弁護士のチャック(菅原永二)とともに、ベイジルタウン第七地区の買収交渉のため、ソニック社社長タチアナ(高田聖子)の元を訪れる。タチアナはその昔マーガレット家の小間使いであった。

ソニック社ではタチアナと秘書のコブ(植本純米)が出迎え、第七地区を売る気がないことを伝える。食い下がるマーガレットにタチアナはある賭けの提案をする。もし1ヶ月間、無一文で正体を明かさずベイジルタウンで暮らせたら、第七地区はマーガレットに譲る、しかし途中で断念したらマーガレットが所有している第八地区と第九地区をタチアナが貰う。その賭けに乗ったマーガレットは、執事のミゲール(尾方宣久)の心配をよそに、会社経営をハットンに任せ、ベイジルタウンに単身乗り込む。

泊まる所にも窮するマーガレットは、ひょんなことから王様(古田新太)とハム (水野美紀)の兄妹が暮らすバラックに居候することになり、次第に、ドクター(温水洋一)、サーカス(犬山イヌコ)、ヤング(坂東龍汰)、伝道所のボランティアのスージー(藤間爽子)ら、ベイジルタウンの人々とも親しみ楽しく暮らすようになる。

一方、ハットンはタチアナの元に出向きある提案を持ちかける。そんなある日、兄妹のバラックで事件が起きる──。

ケムリ研究室 no.4『ベイジルタウンの女神』

【作・演出】
ケラリーノ・サンドロヴィッチ

【出演】
緒川たまき 古田新太 水野美紀 山内圭哉 坂東龍汰 藤間爽子
小園茉奈 後東ようこ 斉藤悠 依田朋子 中上サツキ 秋元龍太朗
尾方宣久 菅原永二 植本純米 温水洋一 犬山イヌコ 高田聖子

【公演日程】
2025年5月6日(火祝)〜5月18日(日)世田谷パブリックシアター
2025年5月兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール、久留米シティプラザ ザ・グランドホール
2025年6月穂の国とよはし芸術劇場 PLAT 主ホール、りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館・劇場
【東京公演チケット一般発売】2025年3月15日より

企画=ケムリ研究室(ケラリーノ・サンドロヴィッチ+緒川たまき)
製作=キューブ

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