演劇×映像の実験企画 幻ノ國 第10回番外公演 『背神』 アートギャラリーでの発表を経て 下北沢OFF・OFFシアターにて上演決定

演劇×映像の実験企画 幻ノ國 第10回番外公演 『背神』 アートギャラリーでの発表を経て 下北沢OFF・OFFシアターにて上演決定

Z世代が「新劇」や「アングラ演劇」を取り入れつつ新たな演劇を創る新進気鋭の劇団

幻ノ國(主宰:福地海斗)主催、幻ノ國 第10回番外公演 『背神』が2022年7月8日 (金) ~2022年7月10日 (日)に下北沢 OFF・OFFシアター(東京都世田谷区)にて上演されます。

演劇をアナログとするならば、デジタルの映像は演劇とどのように、劇空間を展開できるのか。その問いに「いたずら心」で真っ向から向き合い、表参道のアートギャラリーにて創作した実験演劇『背神』が、この度、「劇場」下北沢OFF・OFFシアターにて上演されます。

イントロダクション
2021年にアートギャラリーで産声を上げた『背神』。
その姿を大きく変え、2022年夏・下北沢OFF・OFFシアターに登場します。
幻ノ國 唯一無二、令和的一人芝居!

<イチネン、イナイニ、シヌ>

初めてのオンライン占いで、南アジア一の霊媒師に告げられた【安藤有】。
ひょんなことから、その霊媒師【ウーラナイ・ン・コットノハ】に彼女の生き霊が憑依してしまう。

そうして、国境も性別も時間も超えて、モニターを挟んで霊媒師を介した、「私」と「ワタシ」の決して誰にも話すことのできない日々が始まる。
やがて、モニターに混線する過去。霊媒師に逆流する神々。

「ドアスコープの向こう側の、星の影の帳を塗って、ガラス一枚まあるく隔てた三次元の向こう側で、永遠にならないインターホンの鐘の音を待ち侘びる、たった一人の姿は………これは、モニターの中? それとも現実?」

物語は「画面の下の月」へと導かれ、明かされることのなかった布団の中の秘密へとたどり着く。

幻ノ國とは

幻ノ國の特徴は、Z世代が、最早古典になった「新劇」や「アングラ演劇」などを現代のエンタメに取り入れ、さらにその先をみようとする「演劇のリサイクル運動」にあります。また社会問題への強い関心を、作品の背景で仄めかし、最終的に物語の行く末が現実へと繋がろうと模索する特徴も作風の一つです。
演劇史のみならず、様々な分野において、過去を否定し新たな価値観を生み出そうとする傾向があるように思われます。
幻ノ國は過去への否定に拘らず、まるでリサイクルのように、本来の材質を生かしながら形を変えた「新しい演劇」を「社会」と共に創り上げたいと考えています。

[活動方針]
「コトバの持つ夢幻の力」と 同時に相反する「失われた力」をテーマに「身体表現」を駆使して創作活動を行います。また、人間活動そのものに根源のある演劇を通し、「より善い社会とは何か」を考えていくための場として上演を行 うことを活動の目的としています。

公演概要

幻ノ國 第10回番外公演 『背神』
公演期間:2022年7月8日 (金) ~2022年7月10日 (日)
会場:下北沢 OFF・OFFシアター(東京都世田谷区北沢2-11-8TAROビル3F)

■出演者
宮坂莉乃 / 奥泉(露と枕) ※ダブルキャスト

■スタッフ
作・演出: 福地海斗
身体演出: 杉本音音
演出助手: 山城滉生
舞台監督: 元木真珠(劇団 てあとろ50’)
衣装: 中村利行、鶴田千絵
宣伝美術: 高江洲大
音響デザイン: 青木駿平
照明デザイン: しらいほのか
制作: 鶴大河、塚越華、萩原華音
写真: 中村正行

■公演スケジュール
7月8日(金)奥泉16:00/宮坂19:00
7月9日(土)奥泉13:00/宮坂16:00/奥泉19:00
7月10日(日)宮坂13:00/奥泉16:00
※開場は、開演の30分前
※上演時間:約1時間10分

■チケット料金
【前売】
一般 3,500円、学生 3,000円、
ダブルキャスト観劇券 一般:5,000円、学生:4,000円

【当日】
一般 4,000円、学生 3,500円
再観劇一般 2,000円、再観劇学生1,500円 (※当日窓口でのみ対応)
(全席自由・税込)

※セブンイレブン発券ご利用のお客さまは、当日会場にて、幻ノ國のグッズ購入の際(公演DVD・上演台本等)、500円割引となります。

★ダブルキャスト観劇券とは、キャストが異なる2回分の公演を、最大2000円お得に観劇できるチケットです。

公式ホームページ
https://www.maboroshinokuni.com/
Twitter:@maboloshinokuni

チケット発売中!

プレスリリースカテゴリの最新記事