岸田國士戯曲賞作家作品 戦後の芝居小屋を描く ことのはbox 第17回公演『ムーランルージュ』上演決定

岸田國士戯曲賞作家作品 戦後の芝居小屋を描く ことのはbox 第17回公演『ムーランルージュ』上演決定

ことのはbox 第17回公演『ムーランルージュ』が2022年4月20日 (水) ~2022年4月24日 (日)に萬劇場(東京都豊島区)にて上演されます。チケットは3月6日(日)より発売開始です。

3月6日(日)12:00よりチケット発売開始

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ことのはbox 第17回公演は、『上海バンスキング』で岸田國士戯曲賞を受賞し、時代の雰囲気を的確に描き出す作劇術を確立した劇作家、斎藤憐 作『ムーランルージュ』を上演いたします。戦後のままならない時代に、強く生きた人々の姿を色濃く描きます。

飢える中、生きるために、自分が自分であるために舞台に立ち続ける人々の力が人々の心を揺さぶります。1931年以来、赤い風車で名を馳せた大衆劇場「ムーランルージュ新宿座」を元にした“今という時間”を生きる人々に捧げるラプソディ。

《あらすじ》
敗戦の秋、新宿の焼け跡には赤い風車が回っていた。人びとは飢えていた。身も心も飢えていた。その飢えを満たす人びとも飢えていた。だが、人びとは自分で生きていかなければならない。そこから喜びと悲しみが生まれる。

​空襲によって焼け野原となった新宿に、ポツンと立っている赤い風車が目印のレヴュー劇場「ムーランルージュ新宿座」
1931年に新興の街・新宿に開館して以来、軽演劇やレヴューを上演して学生や知識層の人気を集め、多くの作家、俳優を輩出し、戦中戦後を生き抜いた。

「どんなに辛いことがあっても舞台に出ればニッコリ笑って歌うの。」戦争を生き延びた人々が劇場に集まる理由は…何のために舞台に立つのか…。小さな芝居小屋を取り巻く人々を描いた群像劇。

ことのはbox とは

2014年11月設立
「良質な戯曲を取り上げ、上質な舞台創作を目指す」をコンセプトに、1970年代以降に書かれた日本国内の戯曲を上演する演劇団体

現在までに取り扱った劇作家:
永井愛(二兎社)、鈴江俊郎、鴻上尚史、横内謙介(扉座)、畑澤聖悟(渡辺源四郎商店)、北村想、古城十忍(ワンツーワークス)、宅間孝行、成井豊(演劇集団キャラメルボックス)、清水邦夫

公演概要

ことのはbox 第17回公演『ムーランルージュ』
公演期間:2022年4月20日 (水) ~2022年4月24日 (日)
会場:萬劇場(東京都豊島区北大塚2-32-22)

■出演者
松浦慎太郎 / 橋本愛奈 / 青山雅士 / 石森咲妃 / 横山岳 / 井上一馬 / 如月せいいちろー / 中右遥日 / 水野友雅 / 佐野眞一 / 篠田美沙子 / 蒼井染 / 佐藤ケンタ / 上不あや / 砂原一輝 / 岩井清一 / 郡司聡美 / 畠山はなの / 藤岡まゆみ / 宝条夏希

■スタッフ
振付:yu-ki(GN.BBs/O’RAMARock’n’RollBand)
舞台美術:荒川真央香
照明:郡大輔
音響:川⻄秀一(Luckyjr.Sound)
舞台監督:吉川尚志(劇団SURFSHOP)
演出助手:岡崎良彦(ことのはbox)
衣装:Natsuko.
宣伝美術:佐倉和泉
WEBデザイン:古賀留美
制作:原田直樹
制作補:太田華子
企画・製作:LOGOTyPE
協力:アップフロントクリエイト、イッツフォーリーズ、INNERSPACE、ウラダイコク、オフィス24、オールスタッフ、劇団AUN、シアターRAKU、T1project、ハルベリーオフィス、文学座、リバティ(50音順)

■公演スケジュール
4月
20日(水) 19:00
21日(木) 19:00
22日(金) 14:00 / 19:00
23日(土) 13:00 / 18:00
24日(日) 12:00 / 16:00
※開場は、開演の30分前

■チケット料金
前売:4,500円 当日:5,000円
(全席自由・税込)

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