マダムテッキーナの勝手にサブタイトルの館

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今月のお悩み

ライフな感じを表現したい!

テッキーナさんは、レジンクラフトってご存知ですか? 透明な樹脂で色々なものを固めて作る、アート作品とかアクセサリーのことなのですが、最近これにハマっていて、ちょっと難しめのドライフラワーの作品に挑戦したいんです。グッとハートを鷲掴みするような、繊細で荒々しいものを作りたいんですが、まさにこれ!という作品を見つけてしまいました! 花の儚い美しさをぎゅっと閉じ込めて、ライフな感じを表現したい! こちらの作品、是非参考にしたいのですが、どこで見ることができるでしょうか? まさにライフな世界!

まさにライフな世界!
 

 レジンクラフトって最近よく手芸屋さんなんかで見かけますわよね。作品もアクセサリーとか色々あって、器用な作家さんがいらっしゃるものなんだなと思っておりました。あれ、簡単に出来るんでしょうか? アタクシ、高倉健ばりに「自分不器用ですから(手先)」と、遠い目しながらつぶやける仕上がりなのでございますが。ライフな感じを表現したい……素敵じゃあないですか。器用な方はバシッと表現しちゃって下さい。表現は無限大!と言いつつ、あなたが発見したそちらは、ドライフラワーで作るレジンクラフトのご案内ではございません! そちらは、りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館を拠点に活動するNoism0+Noism1が6月に公演する『アルルの女』/『ボレロ』のご案内でございます!
 Noism(ノイズム)は、国内・世界各地からオーディションで選ばれた舞踊家が新潟に移住し、年間を通して活動している日本初の公共劇場専属舞踊団。そのNoismが、ビゼー没後150周年とラヴェル生誕150周年の今年に、新作をお届けするのです!
 ビゼーの代表作である『アルルの女』は、ある不在の女と青年のことを描いた悲劇でありながら、現代にも通じる不条理な人間ドラマ。こちらを国内外で活躍する金森穣氏による演出振付のNoism版で、ひと味もふた味も違う新たな物語として描きます。また、ラヴェルの『ボレロ』は、2023年に初演したコンサート版を、劇場版『ボレロ-天が落ちるその前に』として初演! 躍動感と高揚感! 溢れ出る身体のエネルギーの世界を、是非、目の当たりにしていただきたい!
 あなたも、こちらに足を運ばれてみてはいかがでしょう? ライフな感じが炸裂している世界に触発されて、新しい創作意欲が湧いてくるかもしれませんわよ!

『アルルの女を見るのであるる!』

公演情報

Noism0+Noism1『アルルの女 / ボレロ』

日:2025年7月11日(金)~13日(日) ※他、新潟公演あり
場:彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
料:一般6,000円 U25[25歳以下]3,000円(全席指定・税込)
HP:https://noism.jp/noism0-noism1larlesienne-bolero/
問:りゅーとぴあ チケット専用ダイヤル tel.025-224-5521(11:00~19:00/休館日除く)

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